INTERVIEW 02

“一緒につくりあげる”ことが
システムの価値を最大化する

ビジネスソリューション推進部
課長

KENICHI. M

ソフトウェア業界は
自分でも予想外の道

学生時代は建築系の勉強をしていました。その中で図面を作成したり、CADシステムを使っているうちに、ソフト自体に興味が出てきて、ソフトウェア業界に進むきっかけになりました。“モノをつくる”という点では共通しますが、自分でも予想外の道でした。

企画から保守までの一貫業務。
すべての業務の成功は
「対話」から

これまで、食肉業界のお客様をメインに担当していました。まったくシステムを導入していなかったところから、お付き合いがはじまって、システムの企画から開発とリリース、その後の保守のところを一貫してやっています。
お客様の業務内容を理解しないと、効率的なシステムをつくることができません。そのため、お客様とお話をさせて頂きますが、それだけでなく、お客様の取引先ともお話をさせて頂くこともあります。
多くの人が関わると、それだけ要件をまとめることが難しくなります。部署や担当者が変わると意見や要望が異なるということが往々にしてあります。それを、どのようにすり合わせていくのかが重要です。実は、「こんなに人と話さなきゃいけないの?」というのが、SEの仕事を始めて感じたことです。仕様を決める時に話をするぐらいだと思っていましたが、実際にやってみると、運用部門の方や管理部門の方とお話をしたり、お願いをしたりと考えることが思っていた以上にあります。
次のプロジェクトも、お客様の事業に大きく影響する基幹システムのリニューアルで、現状の分析から、システム化要件の定義を行っています。これまでの経験を活かして、お客様にどんな提案をしたら喜んで頂けるのか、とても楽しく取り組んでいます。

やりがいは頼って頂ける喜びと、業務効率化への貢献

システムを利用する立場のお客様はコンピューターに詳しい方は少ないので、その分頼って頂いている実感はあります。それにどう応えていくかというのがプレッシャーでもあり、応えていく中で認めてもらえるというところが、大きなやりがいだと思っています。お客様や関わる人たちと、情報を共有しながら一緒につくりあげていくことが大切です。
さらに、自分たちが作ったシステムによって、作業効率が上がったというところを評価していただけると嬉しいです。アナログで紙を出力していたところを、データ化して業務も簡単に分析できるようになったという話を聞いた時は、やっていて良かったなぁと素直に思います。

技術者としての成長と
人を育てられるマネージャーへ

お客様の期待に応えるためにSEとしての成長と共に、管理職としても会社に貢献していきたいと考えています。
主任・係長の時は、自分のチームメンバーのことを中心に考えていましたが、今は会社の業績、各個人の売上というのを課全体としてどうなっているのか、会社として正しい判断か、と考えるようになりました。
あとは、人材育成に力を入れていきたいと思っています。以前、部下に成長して欲しいという気持ちが裏目に出てしまい、自分の意見を強く主張しすぎて部下が委縮してしまったこともありましたが、今では部下との対話を心がけています。メンバーと話すときは、まずは彼ら自身の想いというか言葉を最後までちゃんと聞くようにしています。次にお互い共通の理解を持てるように話を掘り下げるようにしています。少しずつではありますが、リーダーとなる若手が育ってきていると感じています。

MESSAGE

人との距離が近い会社なので、壁にぶつかって悩んでいる人がいる時は、声をかけて相談に乗る優しいメンバーが揃っています。経験が何よりの財産になる仕事ですので、積極的にチャレンジするメンバーをサポートする体制ができています。
失敗を恐れずに、何でも挑戦して欲しいと思っています。フォローは私たちがするので、安心して飛び込んで来てください。